非常に珍しい形のヴィオラです。肩の部分が張っていて、直線に近い形です。厚みが大変厚く普通の楽器より1センチ近く厚さが多いです。またエッジに向かう曲線が急角度になっていて。エッジの部分７ｍｍほどのみで顎当てを支えています。首と肩の間に挟むのがなかなか難しいしいです。肩当を使えば持ちやすいかもしれません（私は肩当を使ったことがありません）。体格の大きい方でしたらちょうど良いかもしれません。 ラベルがあります。画像のとおりですがJ.Charles Maitre luthier de Paris Nuveu du Fleur などなどちょっと読みにくいので割愛します。調べた限りでは情報が見当たりません。Tarisio-cosio のデータベースだけですが。 音のサンプルを録音してみました，こちらからどうぞ。大変雄大で、表情に富んでいます、かなりチェロ（フレンチ）に近い音です。倍音も豊富で暖かく力強い響きです。チェロのような胴鳴りが聴こえます。非常に珍しいことだと思います。 サイズはLob 392. Bouts 170,110,206mm重さが732ｇ ストップが225ｍｍもあります。クラックなどはなく、内部画像があるのは、ネックをしっかり付け直した際に取ったものです。
ebayに同じ作家の同じような楽器（しかもヴィオラ）があったのでリンクを書いておきます https://www.ebay.com/itm/155547289116 ←当方の出品情報をパクったものでした画像サイズの数字など。おそらくEbayで落札されたら、この楽器を落札するというつもりなのでしょう。出品地はisesakiとなっています。馬鹿なことはやめましょう警察に捕まりますよ。
再出品です、魂柱を新しくしました。Fhole が小さいので細い魂柱しか立てられなかったのですが、昔チェロの魂柱をテールピンの穴から入れたのを思い出し、試みましたかなり太いものに替えられたのでしっかりした音が出るようになりました。狭いのでチェロよりは難しいですが、まあ可能でした。 追記ですが弦はオイドクサを張りましたが（約２万円）残念ながらAとC弦が切れてしまいました。AとCはスティールです。